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働き方改革の中で勝ち取る建設業の明るい未来
~新しい働き方の実現を目指して~

 2019年11月に確認された新型コロナウイルス感染症は急速な勢いで全世界に感染拡大し、我が国でも2020年4月に緊急事態宣言が全国に向けて発令され、国民の日常生活やすべての産業活動において、感染拡大を防止するために密閉、密集、密接の3つの密を防ぐなどの対策が講じられている。

 この未曾有の事態の中、各地域の建設業においても様々な影響が出ている。感染拡大防止を考慮した「新しい働き方」は、我々が「働き方改革」を実行するスピードを大幅に上回り、交代勤務やリモートワーク、WEB会議の実施によって通勤・移動時間が削減されるなど、業務の効率化に直結する変化をもたらした。しかしながらこれらの取り組みは、建設業においては営業や経理部門を含む内業の部分に活用されることが多く、現場従事者の働き方改革を行うまでには至っていない。
 現場における仕事内容は、工事の場所や規模、各地域の地形・地質 、気候・気象などの条件によって多様複雑であり、一括りでは考え難い性質を持っている。また、周りの状況が刻一刻と変化し、半年後、1年後の見通しすらつかない中で、地域建設業は事業継続への不安が拭いきれない状況にある。

 我々建設青年には、「働き方改革」を越えた「新しい働き方」の実現に向けて、果敢に挑戦し続けることが求められており、第四次産業革命下にある今日、i-Constructionの取組みに留まらない新しい制度やシステムなどに、官民一体となって取り組んでいかなければならない。

 第25回全国大会では、各地域の建設企業が働き方改革に柔軟に対応するためのヒントとなる情報を共有することで、地域を守る建設業の活動を持続可能なものとし、建設業の働き方が新たな時代を迎えるための足がかりとしたい。