特別講演「建設業を巡る最近の話題」
特別講演 講師紹介
国土交通省 技監廣瀬 昌由 氏
略歴
- 平成2年 京都大学大学院 工学研究科 土木工学専攻 修了
- 平成2年 建設省に採用
- 平成11年 中部地方建設局 河川部 河川計画課長
- 平成17年 関東地方整備局 甲府河川国道事務所長
- 平成23年 水管理・国土保全局 河川計画課 河川事業調整官
- 平成27年 独立行政法人水資源機構 経営企画本部 経営企画部長
- 平成28年 内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当)
- 平成30年 水管理・国土保全局 河川計画課長
- 令和3年 大臣官房 技術審議官
- 令和4年 関東地方整備局長
- 令和5年 水管理・国土保全局長
- 令和6年 技監
各ブロック代表によるピッチコンテスト
『わたしのコンストラクション・プライド』
今回の大会では、9ブロックそれぞれから代表が集い、「5分」という短い時間のなかで、テーマである「わたしのコンストラクション・プライド」についてプレゼンをしてもらう。
建設業の魅力・やりがい、建設業を志した想い、災害等有事の対応、地域貢献、情報発信などについて、いかに共感や感動を与え、メッセージを的確に伝えられるか。
そしてプレゼン後も記憶に残るインパクトを与えられるか―。
オーディエンスによる投票と、外部審査員による配点で、トップを決める。
サブテーマは「伝える つなぐ 私たちのプライド」。プライドを伝え、つなぐことができるのは、誰か。
プレゼンの幕がいま、切って落とされる。
中部ブロック
株式会社平野組[三重県]
取締役平野 高大 氏
タイトル 『科学者として建設業を通して人を幸せにする』
- 建設業を「科学者」という立場から伝える!?
違う視点だからこそ出せる価値と魅力が、いまの時代に求められる「幸せ」にどう迫るのか。
今回のコンテスト、緊張の第一走者の登場に注目だ!
九州ブロック
ヤマグチ株式会社[鹿児島]
代表取締役副社長山口 秀典 氏
タイトル 『地域建設業をプロデュースしていこう』
- 「プロデュース」は、新しいものを生み出し、育て、世に出す活動を指す。
ビジョンを示し、価値を創り、人を巻き込み、それを広げるものだ。
現代ビジネスにおいて重要度が非常に高いこのプロデュースを、地域建設業にいかに行うのか。そのプレゼンが始まる!
北陸ブロック
松嶋建設株式会社[富山県]
代表取締役専務松嶋 幸治 氏
タイトル 『地方学生と挑む!広域災害での宇宙技術』
- 「学生」と挑むという、自分たちだけでは出せないシナジーに注目のプレゼン!
そして扱うのは、激甚化・頻発化が顕著な災害。
「第1次国土強靱化実施中期計画」が来年度から始まるこのタイミングで、それを「宇宙技術」から切り込む!
関東ブロック
長山工業株式会社[茨城県]
代表取締役長山 朋之 氏
タイトル 『若手人材の確保に向けて ~入職率UP 離職率DOWNのために~』
- 人口減少社会を迎えた日本では、全業種で「人」不足が課題となっている。
安全な社会を支えるために欠かせない建設業が、その課題にどう挑むかは大きなテーマだ。
入る人を増やし、辞める人を減らす。
決別すべき過去をDOWNさせ、未来に向けたUPへの挑戦を見る!
四国ブロック
福留開発株式会社[高知県]
代表取締役大場 将史 氏
タイトル 『私が高知で建設業に従事する意義』
- 地域建設業として、自らが働く場所、県、まちで従事する意義を改めて認識し、理解し、解きほぐすことは、足元の確認だけでなく、未来へのステップだ。
「私」が、その場所で、建設業という誇りある仕事に従事する意義――。
それはきっと聴く我々の鏡となる!?
近畿ブロック
株式会社大翔[滋賀県]
専務取締役吉田 翔太 氏
タイトル 『日本のシビルエンジニア』
- 「土木」は英語で「シビルエンジニアリング」――
直訳すれば「市民工学」となる。
この発表では、この言葉をどう言語化し、伝えてくるのか。
しかも枕言葉は「日本」だ。
扱うのは本質であり、背景であり、私たちの誇りそのものか。
プレゼンに刮目せよ!
中国ブロック
株式会社熊高組[広島県]
取締役副社長熊高 洋一 氏
タイトル 『会長どこまで任せるんですか?』
- ここで飛び出してきたタイトルは、会話文であり、質問文だ。
社長という立場からその先にいる会長が対象であり、その問いは「どこまで」という簡易さでありながら、「How far」「Where」「How much」といった複数の面を持つ。
この会話文、続きが気になる......!
北海道ブロック
秋津道路株式会社[北海道]
代表取締役社長渡辺 慶人 氏
タイトル 『コンストラクション甲子園 ~未来を創る若き力~』
- 「雲は湧き、光あふれて――」。
若者たちが力を尽くし、一堂に会し、競う「甲子園」を、北の大地は建設でも開いたのか!
若き力こそが、未来を創る。
さあ「天高く」、その成果をプレゼンする時が来た!
東北ブロック
菅野建設株式会社[福島県]
常務取締役菅野 太喜 氏
タイトル 『リ・スタート to リ・ブライト ~輝ける未来へ~』
- 「再び」を意味するのが「リ」だ。「再」スタートであり、その向かう先は「再」ブライト=輝きである。
少し前、ビジネス界隈は「リ・スキリング」をバズらせようとしてすべっている。
スキルではない、社会が求めるのは再び輝く未来だ―!
アフタートーク
【ファシリテーター】小林 拓一郎 氏 ラジオナビゲーター
【パネリスト】酒井 真一 氏 株式会社新建新聞社編集長
【パネリスト】東 香織 氏 重機女子/インフルエンサー
【パネリスト】清水 良保 全国建設青年会議
- 第1 部ピッチコンテストのプレゼンテーションを受け、パネリストが「共感したこと」「感動したこと」「心に刺さったこと」などをアフタートーク形式でディスカッションする。
若い世代へさらに伝えるべき「コンストラクション・プライド」を掘り下げ、建設青年会議メンバーに対して、これからの行動や発信のあり方について具体的な提案を行う。